86ブレーキパッドを自分で交換する方法、残量(厚さ)確認方法

20200823

FOREST CUPが終わり、レース参戦時の予選練習として、JAF公認競技のサーキットトライヤルに出場するため整備を行います。

本日は、ブレーキパッドの残量状態を把握するためパッドの脱着を行いました。併せてブレーキパッドの交換方法もレポートします。自分でブレーキパッドを交換する際の参考にしていただけたら幸いです。

86でパッド脱着は初めてとなります。

＜フロント＞

ジャッキアップをしてタイヤを外します。

新品のディスクローターは綺麗な状態です。

14mmのメガネレンチを使用します。

キャリパーの取付ボルト1ヶを外します。

この部分のボルトです。

キャリパーを上に上げるとパッドが現れます。持ち上げたキャリバーは針金を通し、落ちないようにサスペンションにくくり付けます。

サスペンションは、購入時から付いていたCUSCO製車高調整式サスペンションをベースにFOREST独自の味付けをしたオリジナル品です。

フロントブレーキパッドの残量は7mmです。

新品が10mmですので3mm無くなってます。次回のサーキットトライヤルでは問題なく使えます。

パッドはFORESTオリジナルのパッド。

その名も「トマリーナ」

取付は取外しの逆で、メガネレンチでしっかりボルトを締め込みます。

＜リア＞

フロント同様にキャリパーを持ち上げパッドを外します。

少し暗くなってきました。

リアパッドの残量は8mmです。

フロントよりは減ってません。

リアも、フロント同様に逆の順番で戻していきます。

最後は、近所を少し走り試運転を行います。

パッドの残量が確認出来ました。

サーキット走行するうえでパッド残量を把握することはとても重要なことです。

走行後に残量確認をしてデータを取っていけば、走りによるパッドの減る量が推測出来ます。

自分の車のブレーキパッド状態として認識しているだけで、サーキット場での心の安心度合が違ってきますよ。

◎ブレーキパッドの状態確認ポイントや交換目安の記事はこちらです。あわせて読んで下さい。

ブレーキパッド残量確認、交換目安～86 レース後メンテ

◎ブレーキパッドを新品や現状より残量が多いパッドに交換する際にはブレーキピストンを戻す作業が必要です。この作業を記載した記事もあわせて読んで下さい。

ブレーキピストン戻し、ブレーキパッド交換、オイルエア抜き

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