20201004
初レースの朝を迎えました。
ブリーフィング※前に8:15より公式車検があります。
※ブリーフィング・・・主催者側から出場ドライバーへの説明・指示
タイヤに黄色のマジックでマーキングが行われます。
ゼッケンNo.1なので1が印されてます。
タイヤ4本とも記入され、予選・第1戦・第2戦を規定により同じタイヤで戦わなくてはなりません。
無事、公式車検が終了しピットに戻ります。
このあと、9:30よりドライバーのみが参加するブリーフィングが行われます。
このなかでレースに関する細かな注意点が主催者側より説明されます。
全てが初体験ですが、好きなことですので緊張よりワクワクした気持ちが大きかったように感じます。
準備は整いました。
10:35からの予選まで心を落ち着けます。
予選は10:35~50迄の15分間。
本日は決勝レースが2戦ありますので予選の最速タイムが第1戦のスターティンググリッド※となり、2番目のタイムが第2戦のスターティンググリッドとなります。
従って2本はベストと感じるタイムを出す必要があります。
※スターティンググリッド・・・決勝レースでスタート時に並ぶ順番のこと
予選開始です。
ツーリングカーと混走の予選です。
タイムが早いツーリングカーが先にピットアウトして、そのあと86/BRZ勢がピットアウトします。
自身のピットから初めてピットロードの走行レーンに入ります。
どの車の前や後ろに入るか駆け引きが発生します。同じチームでもピットアウトするタイミングの打合せなどはありません。
コースイン後、速度差がある車に2周ほど引っ掛かります。100R(コーナーの名称)の最終部分で抜き、2周のタイムアタックを行います。
ここでちょっとしたトラブル。
タイムアタック中は、自車のLAPSHOT(タイム計測器)でタイムを確認しながらアタックを行いますが表示が4分台となっておりタイムがうまく計測されてません。直線でリセットを行いますが、測定が出来ず自分のタイムが分からない状態です。とにかく、計測器は気にせずアタックに集中しました。
アタック終了後、ピットインし応援に来てくれた友人にタイムを確認すると「2'18.167」とのこと。昨日の練習走行で出た17秒台には届かず悔しい気持ちでピットガレージに車を入れます。
予選最速タイムはラストアタックで出した「2'18.167」
2番目タイムはその前の周で出した「2'18.470」
という結果でした。
予選終了後、チームでは6台のタイヤメンテに入ります。すぐさまジャッキスタンドに乗せてタイヤを取り外します。
レーシングスーツを脱ぎヒートガンでタイヤかすを除去していきます。
予選タイムは前日練習時より遅いタイムでしたが私の出場クラスであるクラス2では、第1戦、第2戦とも小笠選手兼監督に次ぐ2番手ポジションからのスタートとなりました。
さあ、気持ちを切り替えて次は人生初の決勝レースです。