20201004
ついに第1戦決勝レースです。
応援団が見守るなか13:35 ピットアウトします。
ピットロード出口では、オフィシャルがマーキングされたタイヤを使用しているかチェックをしております。
ピットアウトし1周した後、各車スターティンググリッドに整列します。仲間が駆けつけてくれます。
車内で孤独のドライバーにとっては大変心強く感じる瞬間です。
FOREST RACING CLUBのメンバーがホイールナットの増し締め、スタートラインへの誘導を行ってくれます。
これも、レース慣れしたメンバーがいるチームのおかげです。
応援者より声掛けがあります。
レースに出たいと行動を起こし、よくここまでたどり着いたことを一緒に喜んでくれます。
感動で涙が出ました。
ここでスタート時の停止位置について説明します。自身のスターティンググリッド(私の場合は21番グリッド)の番号の下にある横の白線に対して、ボディーが超えてはいけません。
ドライバーからは、この最適な停止位置が分かりませんので、チーム員の誘導が必要となります。トライバーはこの時に、コース横のポールや壁に描かれた広告の文字を目印に覚えておきます。
斜め後ろはMIHO選手。
斜め前にはクラス2のポールポジション 小笠選手。
選手紹介が場内放送であります。手を挙げて、アピールです。
この後ドライバー・競技役員以外はコース場から退去しフォーメーションラップ※スタート1分前にエンジンを始動します。
※フォーメンションラップ・・・スタートする直前に行われる周回のこと。スタート時にいなければならない位置に付く事を目的として行われ、通常1周のみ行われる。 出典: Wikipedia
フォーメンションラップを行いスタート位置に停止します。ボディ先端が白線を超えないように目印とした壁の文字の横に来るようにします。
エンジンを事前に決めた回転数に合わせてレッドライト消灯と同時にクラッチを繋ぎます。
スタートです。
2台先にいた26号車を抜き、86全体では4位、クラス2では2位で周回を重ねます。
シフトアップ時に、ミッションより少し異音がしますが、周回を重ねます。走行会でも10周を走ることは無く、長く感じられます。
残りの周回数は、チーム員がストレート(メインの直線コース)で出してくれるサインボードで確認できます。
初めてのサインボードですが、落ち着いて確認することができました。
ついに、チェッカーです。
総合4位、クラス2位の結果です。
3位までの車両は表彰台前に止めます。
各ドライバーはお互いの健闘を称えあいます。
なんとも清々しい気持ちです。
この後、暫定表彰式です。
初レースの第1戦は2位表彰台に上ることが出来ました。
1位は小笠選手、3位はさつき選手。
おめでとうございます。
よくやってくれました86!
この後、表彰されたドライバーは車検場で登録した通りのFIA認定のヘルメットであるかアンダーウエアやソックスを着用しているかチェックが行われますがチェック中も「おめでとう」とスタッフの方に声をかけて頂けます。
さすが公式レースです。
モータースポーツです。感動です。
次は2時間後に第2戦です。
徐々に気持ちを切り替えていきます。